0316

不安定な空模様、雨水と沈丁花のまじった青いにおい、春が近づいている。寒さにかまけて自宅に引きこもるのはもうやめて、今日なんか電車に乗って、好きな作家の講演会に赴き、新書も買って、柄にもなくサインをもらった。その時まったく嘘の名前を名乗ってみたら「ほんとうのなまえですか」と聞かれ我に返ってそそくさ帰る。春の魔法、春は魔法。


来月の予定が埋まりつつあってこわい。桜が散ったらワシ死ぬんかなあってくらい、行きたいところに行き、会いたいひとに会う。