2018-01-01から1年間の記事一覧

1221

どうも眠れず夜を徘徊しようとマンションのエレベーターに乗り込んだらば、足元から人肌のぬくもりとその色を感じて、人面、かと思えば持主の知れないはぐれゲロだった。それと関係あるかどうかは知ったことではないが、思えば、世は、忘年会シーズンである。

1215 『彼の愛したケーキ職人』『ごっこ』

思い切り笑ったり、泣いたり、とにかく感情を揺さぶられたい今日だから、「情操教育月間」と銘打って、柄にもなく映画を観に行く。

1207

ひさしぶりに声を聞けてよかった、と言われて、は、とした。そうだわたしは、ここにいていいんだ。じぶんのきもちをこえにだしていいんだ。至極当然のことなのに、わたしはしょっちゅうそれを忘れる。こんや、思い出せたのは、かつてお世話になったあなたた…

1201

標識のアルビノ。

1128

母が突然、狂ったオウムのようにタヨウセイ、タヨウセイと言い始めた。

1111

五条モールへあそびにゆく。

1103

財布をなくした。

1020

夢で、死んだ父に会った。すっかり忘れているはずの彼の声のぬくもりも、抱きしめたときのやわらかさも、ほおずりしたときの髭のチクチクさえも、そこでは確かに感じ取れて、まるで夢じゃないようだった。父さんのこと、どうして忘れてしまうんだろう、この…

1007

そうだ、先々週、母とちょっとした旅行をした。母は、神戸に住んでいる大叔父の見舞いに来るということだったので、わたしは後から合流し、猪名川あたりをぶらぶらした。 そのとき伊丹市立美術館にて開催されていたレオ・レオー二展へも訪れた。レオ・レオー…

1002

今日はずいぶんと早く仕事が終わったので、大学へ遊びに行った。半年と数か月ぶりに卒業ゼミの恩師に会い、遅ればせながら先月無事に卒業できたことの報告と、ことばについての話をする。

0903

「おめでとうございます。秋卒が確定したのでご連絡しました。おめでとうございます。つきましては今度の卒業式の出席の可否について、またご連絡ください。それでは、おめでとうございました。」

0810

小川洋子さんの『密やかな結晶』を読んだ。

0727

青空文庫アプリをインストールして、さっそく織田作之助の『青春の逆説』を読んでみた。

0726

好きなひとができた。残りの人生はそのひとのそばで生きていくことを決めた。だからあなたとはもうお別れだ。もう娘でもなければ何でもない。と母親に言われる夢を見た。生きてきた中でいちばん最悪な夢だ。10年以上前に父親を亡くしたわたしにはほとんど…

0712

わたしのHNはこのわたしが名付けたものなのに、いざ声に出して呼ばれてみると、ああこういう発音なんだ、こういうイントネーションなんだ、こういう語感なんだと知る。そのとき、どっかの国の知らないことばに出会ったときのときめきを感じる。

0623

話すことが億劫になっている。自分のあたまの中に浮かんでることばを声に出そうとすると、脳が軋み、口元が軋み、すっかり磨り減ってしまったことばが出てくる。

0601

ごぶさた。

0530

観光地のそばで和菓子屋さんのアルバイトをしていると、外国人観光客の方によく写真を撮られる。ピースなんかしておちょけてみると、喜んでくれたり、「動画だよ」と言われたりする。それならばと変顔してみたりすると、笑ってくれたり、「生配信だよ」と言…

0525

三島由紀夫の『金閣寺』をようやく読み終えた。1か月かかった。

0505 今週のお題「ゴールデンウィーク2018」

今週のお題「ゴールデンウィーク2018」 空も山も湖もぜんぶ青い。 「富士山を見たい」と母に連れられ、山梨県は河口湖へ遊びに行ってきました。

0426

雨がやんだ。 太陽が照りついて、道路が白く光っている。2日ぶりの晴れ。たった数日ぽっち太陽のご尊顔を拝さなかっただけで、その眩しさが目にぎんがぎがと染みる。 今日はおやすみの日。ほんとうは夕方から大学の講義があるのだけれど、昨日の昼から今日…

0426

ゴールデンウィークの予定が決まった。2泊3日で富士山を見に行く。母と。

0423

今日はおおよそ10日ぶりの休日だった。

0410 今週のお題「自己紹介」

今週のお題「自己紹介」 ブログを日記として扱い自分とその身の回りで起こった出来事を書いている以上、わざわざ「自己紹介」とテーマを定めなくたってどんな内容でも自己を紹介する文章になってしまうような気がする。 なのでここでの「自己」は「わたしに…

0408

こないだ始めたばかりのアルバイト先から下宿に帰るためのバスが止まるバス停までの道中にお好み焼き屋さんがある。アルバイトの終わる昼過ぎにその店の前を通ると、ふ、とソースのにおいが香る。今日、慣れ親しんでいるはずのそのにおいに生涯で初めて吐き…